先日死去したマーガレット・サッチャー元英国首相の国民葬が予定されるなか、ロンドンで国民葬に反対する人たちの集会が開かれました。
国民葬の費用は15億円とも言われていますから、サッチャーさんも生きていたら反対するかもしれませんが、
テレ朝ニュースはこのように報じています。
デモの参加者:「彼女は国をめちゃくちゃにした。(彼女は)ごく少数のとても裕福な人々と多くの貧しい人々を生んだ。だから、サッチャーが嫌いなんだ」
デモはフェイスブックなどで呼びかけられ、数百人がトラファルガー広場に集まりました。「死去を祝う」と酒を持ち込む参加者もいて、100人以上の警官隊が広場を取り囲みました。構造改革を断行した一方で、多くの失業者を生んだサッチャー元首相の政治路線に今も反感を持つ市民は多く、17日の国民葬当日はさらに厳重な警備が敷かれます。
たとえ生前に敵対するヒトであっても死者を侮辱するような仕打ちは、日本人には馴染めませんが、このデモや集会はサッチャーさんがまだ存命だった20年も前から計画されていたのだそうです。
それだけ、彼女の成し遂げたことの凄さが伝わってきます。
このような集会は却って、サッチャーさんの業績に箔を与えるかもしれません。
ああいう性格の当の本人ですから、いまごろは鬼界でさぞかし大満足していることでしょう。
2013-04-15 09:47
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
[編集]
コメント 0