12ヶ月連続売上減の日本マクドナルドホールディングスは、100円バーガーなどの安売り商品をツールに客を呼び込み、比較的値段の高い商品で利益を上げるというビジネスモデルから少し戦略を転換するようです。
その第1段階として、100円で販売していたハンバーガーを5月7日から120円に、120円のチーズバーガーは150円になりました。
まさに、「100円マック」に代表される低価格路線からの転換です。
おなじように定番商品のビッグマックも290~320円から330~360円に上がりましたが、ビッグマックのセット価格は610~680円を据え置きです。
この背景には、ことし始めから商品価格と新製品・季節メニューなどを品揃えを変えながら実施してきた市場動向調査の結果が反映されているのでしょう。
一方では、日本のマクドナルドは世界の中で利益率が低く、米国本社から利益を底上げするようプレッシャーを掛けられていたこともあるようです。
今回値上げの対象になった商品は、いずれも原価率の高い商品ですが顧客の固定化が進んでいるため利益を圧迫しないとの読みがあるようです。
2013-05-09 11:58
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
[編集]
共通テーマ:ネットコミュニティ
コメント 0