大阪吹田市にある国立循環器病研究センター(国循)の臨床栄養部のレシピ本
国循の美味しい!かるしおレシピ、が25万部を越えたそうです。
病院食といえば、その昔は「美味しくない食事」の代名詞でしたが、いまでは昼時になるとわざわざ病院まで食べに来る人がいるほどの人気です。
そのヒミツは、単なる減塩食ではなく美味しさにあります。
何しろ、国循の調理師長さんは京都の料亭で働いていた経験を持つ方だそうですから、もはや単なる管理栄養士さん監修の病院食ではありません。
漬物や醤油・味噌は和食を特長づけるキーワードですが、どうしても塩分が多く欲しがりがちな日本人の舌を上手に満足させてくれるのがカツオだしベースの
八方だしです。
昆布だしではなくカツオだしにこだわる理由も塩分です。
この国循レシピは、大阪府庁や開発に関わった企業などを中心に広がる傾向にあります。
野菜の処理も機械に頼らず、包丁で手間をかけながら調理することでいっそう美味しさが増すのだそうです。
病院という日常の食生活を見直す場がこうした美味しい食事の情報発信元になるというのは、本来的な姿なのかも知れません。
国循の美味しい! かるしおレシピ 0.1mlまで量れる! かるしおスプーン3本セットつき
2013-05-18 11:13
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