クマザサは、野原などによく見かける天然の笹の一種ですが、その強力な抗菌・防臭作用は昔から暮らしにさまざまな形で応用されてきました。
チマキや草もちなどを包むのに、現在でも利用されています。
ささ和紙は、このクマザサの繊維を漉き込んで作った和紙ですが、これを材料にしたリビング用品や靴下・スリッパがあります。
この
ささ和紙を開発したのは、その名も
SASAWASHIという会社です。
ホームページには、クマザサのことやささ和紙製品を商品化するまでの経緯などが説明されています。
この
ささ和紙で作った靴下やルームシューズなどの履物の特長は、もともとクマザサが持っている抗菌・防臭作用にくわえて、とっても軽くてしかも紙なのに何度でも洗って使えるという優れものです。
そのうえ、ムレにくいという特長からソックスや室内用のスリッパ・シューズなどに広く応用されています。
そのひとつが、レディース向けのリブ(ゴム網した)靴下です。
汗をかきやすい体質だったり、そういう環境で生活する時間が長いと、ムレない靴下というのはうれしいです。
また、残念ながら廃盤になってしまいましたがブーツ用のソックスにも応用されていました。
こんな商品があると、ブーツを愛用する方々はとってもうれしいでしょう。
復活が望まれます。
また、
ささ和紙を応用した製品の別な特長として、
軽いという特性があります。
たとえばこのルームブーツですが、なんと片側で約100gという軽さです。
また、つい最近こんな新製品も発表されました。
この商品は、内側にも
ささ和紙を使用していて、ムレ知らずで暖かく快適です。
こちらも片側だけで約100gと超軽量ですから、履いているのを忘れるかも知れません。
中綿にはポリエステルを使用しているため、汚れたら水洗いもできます。
寒い冬の強い味方になるでしょう。
クマザサの80%は日本に存在するといいますから、日本固有技術の和紙とコラボして世界にはばたくといいですね。
2013-09-19 10:33
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