スピーカー内蔵のテレビ用リモコンという表現がピッタリの赤外線応用
コードレススピーカーAT-SP450TV(写真 上)が、このほど
オーディオテクニカ社から発売されます。
ご年配の方などテレビ音声が少し聞こえにくいという方に最適、あなたの耳元近くまでテレビ音声をお届けします。
コードレスに加えて電池動作が可能ですからスッキりした環境でテレビが楽しめます。
またプレゼントとしても喜ばれること間違いありません。
テレビ電源入/切や選局はもちろん音量調整チャンネル選択などのリモコン機能に加えて、直径3.5mmモノラルミニジャックに対応したヘッドフォンも利用可能となっています。
またシンプル操作タイプのAT-SP350TV(写真 下)も8月26日同時に発売です。
耳にご不自由がなくても音の聞こえ方は人さまざま、まさに個人差があります。
テレビの音が聞こえにくくて音声を大きくした結果、家族の中で気まずい雰囲気になってしまった経験ありませんか?
幼少時に罹った病気のせいで右耳がほとんど聞こえない私にはそうした様子が目に浮かびますが、そうでなくても齢を重ねればいつのまにか音が聞こえにくくなるのもヒトの常。
せっかくの家族団欒・憩いの場でも少し聞こえにくいというだけでどこか言い知れぬ疎外感を経験された向きも少なくないと思いますが、この
コードレススピーカーなら手許で自由な音量を選ぶことはもちろん、イヤフォンやヘッドフォンでも聞けますから不自由解消、ご家族との会話も弾むことでしょう。
また、一定時間テレビ音声からの入力信号がないと電源が自動的にオフになるオートパワーオフ機能、電池が節約できてとっても嬉しいことの一つです。
これはあくまで私の推測ですが、送受信にBluetooth方式を採用しなかったのは、テレビ画像と音声との時間差を避けるためではないか思います。
音声だけ伝送するオーディオ機器なら気にならなくても、ネットワークやBluetoothなどの通信方式では遅延時間が無視できない場合があるからです。
AT-SP450TV型・AT-SP350TV型ともに、リモコン・スピーカーユニットと送受信ユニットの二つで構成されていて、いずれのユニットとも単三電池4本のほか付属の専用ACアダプタでも動作可能となっているのもうれしいですね。
2ユニット構成となっている点は一見不自由そうに見えますが、光伝送方式を利用しているためスピーカーユニットとは別に送受信ユニットだけはテレビの送信部と対向して配置できるようにとの配慮があったものと思います。
その代わり、スピーカーユニットは送受信ユニットから最大7mのリスニングエリアの範囲内であれば自由な場所に配置できるようになっています。
従来製品との違い
AT-SP450TV型の従来製品は2013年5月発売の赤外線コードレススピーカーシステムAT-SP440TV(写真 右)です(写真クリックで詳細ページにジャンプします)。
従来、直径40mmだったスピーカーが新製品では同52mmと一回り大きくなったほかは、デザイン・外観を除いて電気的仕様に目立った違いはないようです。
その意味で、もし価格に重きをおくなら、従来品もまさに
お買い得商品と言えます。