マグロの価格が低迷しています。
高嶺の花だったマグロの値段、バチやキハダなど“大衆マグロ”を中心に築地市場前年の8割前後と価格が下がっています。
築地市場の今年の初競りで青森・大間産のクロマグロに1億5000万円を超える値段がつき、マグロ価格は高騰しているのかと思いきや、これは例外だそうです。
その裏には、いくつかの原因があります。
まず第一に供給量の増加。
原因の一つが、日本に次ぐマグロ漁獲高を誇る台湾のマグロ漁船が海賊対策のため武装したガードマンを雇ってインド洋に出かけたのが奏功して、漁獲高が増えたことです。
船内は国内法が適用されるため、日本漁船ではこのような対策は打てませんが台湾は別。日本漁船は指をくわえて見ているしかないようです。
もうひとつは、寿司ネタにおけるサーモン人気。
以前は、養殖サーモンが寿司ネタに利用されることはありませんでしたが、養殖技術の改善によってサーモンも生で食べられるようになったからです。おまけに、ノルウェーとチリの地球の南北で養殖されているため、年間を通して安定供給されることも影響しているようです。
寿司ネタのサーモン人気は、年代によってクッキリ差があり、40・50代以上の方はマグロ派が圧倒的でしが、それ以下の年齢層は女性も含めてサーモン派が増えています。
マグロ、それほど安い感覚はありませんが、その気になって見てみます。
2013-03-13 12:34
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